【あらすじ・要約】「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」を読んで

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先日、こちらの本を読みました。

こちらの記事では、
本書についての要約や、誰向けの本なのか?、印象に残った文章(そこから得られた学び)
等について紹介していきたいと思います!

下記のような疑問が解決できればと思っています。

「なんか名前は聞いたことあるけど、どういう内容なの?」
「私が読むべき本なの?」
「どういう学びが得られるの?」

超簡単な書籍紹介

この本を一言で説明すると、

人生100年時代に向けた生き方のバイブル です!

まだまだ人数としては少ないですが、
100歳まで生きる人は、年々増え続けています。

そして、一般的にはこれからも寿命は伸び続けていくと言われています。
(なぜなら、過去200年間寿命は伸び続けているから)

終身雇用の崩壊も叫ばれている中、
私たちは、どのようにライフスタイルを変化させていけばいいのでしょうか?

といった疑問に対する筆者の考えが提言されている本になります!

どんな方にオススメなのか?

・「終身雇用の崩壊」というキーワードに不安感を感じる方
・自分の人生の指針が正しいのか、見直してみたい方

これらの方々にオススメかと思います!

著者の方の紹介

「リンダ・グラットン」という方と、「アンドリュー・スコット」という方の共著になっております。

下記にそれぞれのプロフィールを書いておきます。

リンダ・グラットン (Lynda Gratton, 1955年 - ) は、イギリスの組織論学者、 コンサルタントロンドン・ビジネス・スクールの管理経営学教授及び彼女自身の組織行動論英語版上の実績で有名なHot Spots Movementの創業者である。

イギリスリヴァプールに4人の子供の最年長として生まれる,[1]リヴァプール大学心理学を専攻し、PhDを取得した[2]

修了後、グラットンはブリティッシュ・エアウェイズに主任心理学者として入社したのち、1982年には経営コンサルタント会社PAコンサルティンググループ英語版役員として迎えられている。

1989年ロンドン・ビジネス・スクール助教授として学者としての経歴を開始、2004年にはイギリス経営実践研究所(Advanced Institute of Management Practice)シニアフェローに任命された。2006年にはロンドン・ビジネス・スクールのリーマン女性ビジネスセンター英語版の設立に携わった。

2005年、産学連携を目的とした研究及び経営コンサルタント会社ホット・スポッツ・ムーブメントを創業した。ホット・スポッツは2009年10月に企業経営者、学会、執行役を対象にした先駆的研究を行う働き方の未来コンソーシアムを設立した。このコンソーシアムはヨーロッパ南アフリカ日本オーストラリアの110を超える企業から執行役が参加している。

グラットンは世界経済フォーラムのフェローとしてリーダーシップ委員会を主催、ロンドン・ビジネス・スクールではドラッカー賞選考委員会を主催しているほか、ボーダフォンロイヤル・ダッチ・シェルユニリーバなどの国際企業と共同研究を継続している。長年にわたりフィナンシャル・タイムズ・ゴールドマン・サックスビジネス書籍賞英語版の審査委員を務めた[3]、彼女自身の著作「LIFE SHIFT - 100年時代の人生戦略」は2016年同賞の後身であるフィナンシャル・タイムズ・マッキンゼービジネス書籍賞の候補となった[4]

Wikipediaから引用

アンドリュー・スコット(Andrew Scott)
ロンドンビジネススクール経済学部教授、前副学部長
オックスフォード大学オール・ソウルズ・カレッジ特別研究員
英国経済政策研究センター特別研究員

オックスフォード大学トリニティ・カレッジにて文学士号(1987)、ロンドン大学ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスにて理学修士号(1990)、オックスフォード大学オール・ソウルズ・カレッジにて博士号を取得(1994)後、ハーバード大学、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス、オックスフォード大学で教鞭を執る。

ロンドンビジネススクールでは、マクロ環境要因がグローバル競争環境に与える影響を中心にマクロ経済を教え、教育優秀授業賞を複数回受賞している。

研究分野ではビジネスサイクル、金融・財政政策、長寿化を専門とする。

国際的な学術誌で幅広く論文を発表している他、デイビッド・マイルズ、フランシス・ブリードンとマクロ経済の教本を共著し、4か国語に翻訳されている。

また、2016年10月にはリンダ・グラットンとの共著「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)」が出版されている。

https://www.tuttlemori-authors.com/?page_id=1299 から引用

本書の目次

序章 100年ライフ 
第1章 長い生涯―長寿という贈り物
第2章 過去の資金計画―教育・仕事・引退モデルの崩壊
第3章 雇用の未来―機械化・AI後の働き方
第4章 見えない「資産」―お金に換算できないもの
第5章 新しいシナリオ―可能性を広げる
第6章 新しいステージ―選択肢の多様化
第7章 新しいお金の考え方―必要な資金をどう得るか
第8章 新しい時間の使い方―自分のリ・クリエーションへ
第9章 未来の人間関係―私生活はこう変わる
終章 変革への課題

気になる見出しはあったでしょうか?

得られる学び(印象的な文章から)

この本の内容について、

人生100年時代に向けた生き方のバイブル です!

と前述しました

それでは、具体的にそのバイブルから何を学ぶことができたのか、
私の例を挙げて紹介していきたいと思います。

100歳まで生きる可能性について理解し、真剣に考えようと思えた。

端的に言えば、若い人ほど長く生きる可能性が高い。10年ごとに平均2~3年のペースで平均寿命が上昇していることを考えると
(中略)
10年前の1997年生まれの人の場合、その年齢は101~102歳という計算になる。さらに10年前の1987年に生まれた人は、98~100歳だ。

私は、1993年生まれですので、
本当に100歳まで生きる可能性が高いんだ…
ということを実感した文章です。

もちろんこうならない可能性もあります。
右肩あがりで上昇してきた寿命の延び率が鈍るタイミングがこの先あるかもしれません。

ただし、私はそれでも、「普通に過ごせれば、100歳まで生きるのだ」と覚悟しました。(普通に過ごすのも大変だったりしますが)

理由は、

①今100歳まで生きていらっしゃる方が増えてきていること。
②200年右肩上がりで寿命は延びてきた。

2つの理由から、確率としては、100歳まで生きる可能性は十分にある、
というのが私の考えたことです。

今までの3ステージ制の人生では、お金の面で成り立たなくなる可能性がある。

上記で、100歳まで生きる可能性について要約しました。

そして次に、100歳以上まで生きる場合、
既存の3ステージを維持して、最期の日まで生きることがどれだけ難しいかということについて下記に細かく書いていきます。

ちなみに、3ステージとは、教育→仕事→引退 です。

本書では下記の前提条件のもと、
生まれた年代が違う3パターンの人々の資金運用について、
シミュレーションがされています。

●前提条件
 1.老後の生活資金 最終所得の50%
 2.長期の投資利益率 3%
 3.所得上昇のペース 年平均4%
 4.何歳で引退したいか 65歳
●3パターンの人々
 ジャック…1945年生まれ 寿命70歳想定
 ジミー…1971年生まれ 寿命85歳想定
 ジェーン…1998年生まれ 寿命100歳想定

前提条件設定の細かい理由は、本書中で確認してください。

私は、ジェーンに最も生年月日が近いため、
ジェーンのケースで考えます。

65歳で引退する場合、引退期間はなんと35年にも及びます。
勤労期間が44年ですので、働いている期間と引退期間がそれほど変わらないですね。

そうなると、どの程度貯金していかなければならないのか。
前提条件から考えると、
毎年所得の25%を老後の生活資金として貯蓄が必要です。

前提条件にあるように、毎年3%の資金運用をして、
所得の25パーセントを貯金できている方いますかね?

20代の貯金額はどのくらい?無理なく貯金するコツ|フレマガ ~新社会人・新入社員をサポート~
20代はさまざまなライフイベントが待ち構えており、必ずお金が必要な機会があります。将来を見据えると、いつ貯金を始めても早すぎることはないでしょう。20代の平均貯金額と、目指すべき貯金額の目安を紹介します。

こちらの記事でも、20代のほとんどは貯蓄がない、
という記事がありますから、できてない人の割合が多いと思います。

そのため、
私含め多くの一般人は、働く期間を延長しなければならなくなるのです。
これは一見地獄のように見えますね…

何が地獄なのか?
1つの理由が、スキル的なものです。

向こう数十年の間に新しいテクノロジーが登場し、成長する産業と衰退する産業が出てくる。それにともない、新しい職種が生まれ、既存の職種に取って代わる。
(中略)
80代まで働くジェーンにこの方法が通用するとは考えにくい。

テクノロジーの進化のスピードは速くなっています。
一方で、働く期間は伸びます。

これが何の必要性を示しているかというと、
3ステージの最初の「教育」ステージで学んだだけで、
その後の第2ステージの「仕事」をぶっ通しでやっていくのは難しいということです。
「教育」→「仕事」→「教育」→「仕事」…といったように、
仕事の間に新たな教育、学びの機会を設けなければいけないのです。

学びの機会を設けなかった場合、
待っている未来は、①生活費を下げる ②単純労働で働く かと思います。

以上のことから、3ステージ制(教育→仕事→引退)の人生は終わりに近づいていると言えます。

無形資産について

上記では、
100年生きる上でのお金や、仕事についての要約をしました。

ただし、お金は必要不可欠なものではあるのですが、
人間の生きる上での本質ではない
というのが、本書の立場です。

お金は確かに重要だが、ほとんどの人はそれ自体を目的にしていない。
私たちがお金を稼ぐのは、それと交換にさまざまなものが得られるからだ。
私たちはたいてい、優しい家族、すばらしい友人、高度なスキルと知識、肉体的・精神的な健康に恵まれた人生を「よい人生」と考える。これらはすべて無形の資産だ。

本書では、この無形の資産について、
3種に分類して、それらの内容・価値・どう作るのか?
が論じられています。

・生産性資産
人が仕事で生産性を高めて成功し、所得を増やすのに役経つ要素。

・活力資産
健康、友人関係、パートナーやそのほかの家族との良好な関係。

・変身資産
100年ライフを生きる人たちは、その過程で大きな変化を経験し、変化を遂げることになる。
自分についてよく知っていること、多様性に富んだ人的ネットワークを持っていること、新しい経験に対して開かれた姿勢を持っていることが含まれる。

個人的には、
「生産性資産」と「活力資産」については、
本書を読む前から頭の片隅にあったような気がします。

しかし、「変身資産」という考え方はありませんでした。

考え方によっては、
「変身資産」も「生産性資産」・「活力資産」に含まれる気もしますが、
あえて分けているのは、この能力が100年ライフでは重要だからだと思いました。

3種類の新しいステージ

今までの人生のステージとして、
教育→仕事→引退となっていることは、既に前述したとおりです。

それでは、
これからのステージはどのようになるのでしょうか?

結論としては、
「追加で新たなステージが加わる」です。

具体的には、どんなステージなのでしょうか?

3種あります。
これも順にみていきたいと思います。

エクスプローラーのステージ

エクスプローラーは、1ヶ所に腰を落ち着けるのではなく、身軽に、そして敏捷に動き続ける。身軽でいるために、金銭面の制約は最小限に抑える。このステージは発見の日々だ。旅をすることにより世界について新し発見をし、あわせて自分についても新しい発見をする。

エクスプローラーのステージは、あらかじめ1年と決められたギャップイヤーとは違う。それはもっと長期間続く人生のステージだ。

エクスプローラーのステージには、言ってみれば「るつぼ」の経験が組み込まれているのが理想だ。
(中略)
具体的には、ほかの人たちの人生をーその人たちの苦痛や苦悩、紅葉や喜びをー体感する時間、すなわち、他人の立場にたってものを考える時間がそのような経験をもたらす。
(中略)
長い人生には、変化と変身がつきものだ。だからこそ、長寿化時代には、変身資産という新しいタイプの資産が重要になる。「るつぼ」の経験をするとき、この種の資産の形成が促進される。

エクスプローラーのステージがどのようなステージかというと、
そのままの意味で、探検者のステージです。

なぜ探検するのかというと、
上記に引用した通り、変身資産を身に着けるためですね。

いざ、環境の変化にあわせて自分を変化させようと考えた際に、
人的ネットワークの多様性と、あり得る自己像の多様性を増やしておけば、
変化がしやすいという理由で、このステージが推奨されています。

推奨年齢の時期としては、下記のように3つ挙げられています。

エクスプローラーとして生きるのに年齢は関係ないが、多くの人にとって、このステージを生きるのにとりわけ適した時期が3つある。それは18~30歳ぐらいの時期、40代半ばの時期、そして70~80歳ぐらいの時期である。

その根拠については、本書中で確認してみてください。

インディペンデント・プロデューサー

いま出現しつつあるインディペンデント・プロデューサーのステージでは、旧来の起業家とは性格の異なる新しいタイプの起業家になったり、企業と新しいタイプのパートナー関係を結んだりして経済活動に携わる。

インディペンデント・プロデューサーは基本的に、永続的な企業を作ろうと思っていない。(中略)彼らがおこなうのは、もっと一時的なビジネスだ。

起業家的な性格をもつステージなので、実践を通じて有益なことをたくさん学べる。どうやって事業資金を調達すべきか?どうやって事業資金を調達すべきか?どうやって必要な資源を入手すればいいか?アイデアをビジネスに変えるための資金を借りたり、支援を得たり、助言を受けたりするのに必要な人的ネットワークをどうやって築けばいいか?
これらのスキルや知識はすべて、きわめて価値のある無形の資産だ。

インディペンデント・プロデューサーがどのようなステージかというと、
自らビジネスを立ち上げることで、ビジネス的知見や人脈を獲得するステージです。

こちらも、変身資産への投資のステージですね。
また、その人個人のタイミングでいつでも実践してよいとあります。

ポートフォリオ・ワーカー

異なる種類の活動を同時におこなうのがポートフォリオ・ワーカーのステージだ。ほかの新しいステージと同様、これも特定の年齢層には限定されない。

以下の3つの側面のバランスが取れたポートフォリオを築くようになる。1つは、支出をまかない、貯蓄を増やすこと。もう一つは、過去の経歴とつながりがあり、評判とスキルと知識刺激を維持できるパートタイムの役割を担うこと。そして最後の1つは新しいことを学び、やりがいをかんじられるような役割を新たに担うことだ。
したがって、この人生のステージでは、必然的にいくつもの動機に突き動かされて生きることになる。金銭的資産を増やすことも動機の一つになるし、人生のさまざまな可能性を探索することも動機の一つになる。活力と刺激を得ることや、学習すること、それに社会に貢献することも動機になる。

ポートフォリオ・ワーカーは、いわゆる複業をすることです。

本書中では、どちらかというと、
リタイアに向けてという観点で論じられていると思いますが、
これこそ、下記のようにたくさんの動機で実践されるステージだと思います。

金銭的資産を増やすことも動機の一つになるし、人生のさまざまな可能性を探索することも動機の一つになる。活力と刺激を得ることや、学習すること、それに社会に貢献することも動機になる。

説明はこれくらいにしたいと思います。

気になる方はぜひ読んでみてください。
すでに読了済みの方は関連書籍もいかがでしょうか。

漫画版です。

気になるタイトルの本でしたので貼っておきました。

ライフシフトの前に書かれた、働き方にフォーカスした「ワークシフト」

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