【感想・レビュー】「一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書」を読んで

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本日、こちらの本を読みました。

こちらの記事では、
本書について、誰向けの本なの? や 普通の教科書と何が違うの?

という点について、
Amazonのレビューより深く、紹介していきたいと思います。

大学時には、中学生向けに塾講師をしていたので、
ある程度まともな感想が書けると思います。

それでは、頑張って書いていきたいと思います!!

超簡単な書籍紹介

この本の特徴は、

一般的な教科書の「わかりにくい」構造を1つのストーリー仕立てにして、
日本史の流れをわかりやすくした教科書です!

具体的には、下記3点が本書内で挙げられていました。

①一般的な教科書とは違い、すべてを授受つなぎにして「1つのストーリー」にしている
②ストーリーの主役は「政権担当者(天皇・将軍・内閣総理大臣など)」
③年号や年代を使わない

どんな方にオススメなのか?

・日本史が苦手な高校生
(大学受験で日本史勉強するときに、まずこれを読んでおくと総復習できると思います。その後、細かく勉強していく。)

・日本史を学び直したい大人の方
(これを読むだけで、日本の政治史中心に流れがわかります。)

こちらの方々にオススメだと思います。

本書は、時間軸がいったり来たりする既存の教科書に対して、
政治史・時の権力者を中心に据えることで、時代と時代のつながりがはっきりしていることが特徴です。
要は、ストーリーがはっきりしており、読みやすいです。

そのため、日本史に苦手意識があり、
にっちもさっちもいかなくなっている高校生の方や、
歴史を網羅的に勉強しなおしたい、大人の方にオススメです。

ただし、文化史や年号は、巻末で少し触れているだけなので、
本書ではあまり学習できません。

中学生の方に対しては、
少し内容が網羅すぎるかなと思いました。
(私が塾講師やっていたの5年くらい前ですが、おそらくこんなにボリューム多くないはず)

中学生の方には、まずマンガがオススメです。

全巻ですと、2万円と少し高いので、まず1巻だけ買ってもいいかもですね。
まあ、塾代考えたら安いのですが…

いずれにせよ、ストーリーで覚えると、
日本史はわかりやすいです。

これは実体験があります。
私は、「平家物語」を小学生で完読し、歴史おもしろ!となりました。
(義経にあこがれてました)

余談でした。

著者の方の紹介

山﨑 圭一(やまさき けいいち、1975年 - )は、日本高等学校の教員であり、YouTubeチャンネル「Historia Mundi」(ヒストリアムンディ[4])を運営するYouTuber。愛称はムンディ先生[2]

福岡県の定時制通信制の公立高校で教員として地歴公民を教えていた。今までで赴任した経験のある学校は、特別支援学校や勉強に苦手意識を持つ子が多い学校、定時制高校など、歴史を苦手とする生徒が多い学校が多い。

また、2014年からYouTubeに同教科の授業動画を配信。
動画では大衆YouTuberでよく見られる太字テロップの多用や顔芸、過剰なリアクションなどはまったくなく、教室で行われているような黒板を用いた講義が淡々と行われていく形式となっている。

公開される動画は大学受験生や社会人、教育関係者などから神授業として評価も高い。
歴史の流れを重点に置いており、最初は年号を教えずストーリーを教えて、因果関係が頭に入ったあとに重要ならばいくつか年号を教えるという教え方をとっている。

また、教科書の順番でそのまま教えると流れが掴みづらいとの考えから、地域別に俯瞰的に世界を見えるようにいくつか順番を入れ替えて教えている。

Wikipediaから引用

高校教師かつ、Youtubeで講義動画を配信していらっしゃるということですね。

配信のきっかけは、下記のようです。

高校で勤務するうちに、世界史を教えるうえで授業時間が足りずに、生徒に世界史の面白さを知ってもらえず受験対策も不十分になってしまうという現状に対するジレンマを抱えるようになる。2014年、勤務先の高校で生徒に世界史を教えていた途中に他校への異動が決まってしまったことをきっかけに、在籍校の生徒からの提案でYouTubeにて世界史の授業動画を配信。

Wikipediaから引用

001 日本列島と日本人 日本史ストーリーノート第01話

今日時点で38万回再生…!!

生徒さんや保護者さんからの評価も高かったようです。

どうでもいいのですが、黒板の音が懐かしく…
当時は学校なんて行きたくありませんでしたが、一度戻ってみたいですね。

目次

本書の目次は、多すぎるので割愛いたします…

流れとしては、旧石器時代から現代まで、
時系列順に日本史の解説があります。

得られる学び

さて、本書の特徴については、
先ほどからずっと述べてきたことであります。

得られた学びについては、
私が社会人ですので、社会人目線から面白いと思ったところを抜粋していきます。

日本人がいつから日本列島にいたか?

縄文時代からではなく、その前の旧石器時代からいたのです。

このあたり、うろ覚えでしたので、
再学習できてよかったです。

大化の改新とは?

中臣鎌足の中大兄皇子が蘇我氏を滅ぼす
→✖ 大化の改新 
→〇 乙巳(いっし)の変

乙巳(いっし)の変の後の、改新の詔等の政策も含めた、
一連の政治が大化の改新なのです。

忘れていたのか、知らなかったのか…
これは目からうろこでした。

追い詰められると、人は宗教に拠り所を求める

例えば…

聖武天皇…東大寺に大仏を立てる
災害や天然痘の流行により、にっちもさっちもいかなくなり、
仏教に救いを求めたのが背景だといわれています。

・鎌倉時代に南無阿弥陀仏と唱えることや、座禅が流行る
平安末期の乱以降、相次ぐ戦乱・飢饉などにより、民衆が不安になる。
→武士や民衆にわかりやすいように、南無阿弥陀仏と唱えることや、座禅が流行る。

現在、コロナが流行っていますが、
社会ではどんなものが流行るのでしょうか?

企業が不安定ですし、副業のブームもあいまって、
ビジネス系YouTuberも一種の宗教となり得るかもしれませんね…
(良い、悪いの判断はしてないです)

私も、何人かのビジネス系YouTuberを見て、
考えた結果、ブログ書いたり、転職活動したりしているので、
1種の宗教にはまっているのかもしれませんね。

…といった風に、浅いかもですが、自分を疑い続けることが大切だな、
と改めてなんか考えさせられました…

太平洋戦争について

これは、読んでいるときに心が震え、鳥肌がたった文章ですので、
不必要かもわかりませんが、全文引用したいと思います…笑

大きな戦争というものは、ひとりの政治家が「やろう」といって起こせるものでなく、それぞれの国がそれぞれの「理念」や「正義」を掲げて、国民の共感を得なければ総力戦を戦えるものではありません。
太平洋戦争においての日本の「理念」とは、植民地支配されていたアジア諸国を欧米諸国から解放するということです。この理念に多くのアジア諸国が賛同し、結果的にはこの戦争を経て、日本の勢力下に入ったアジア諸国は欧米諸国から独立することができました。しかし、その勢力圏でのふるまいは支配的なものとなり、多くの国の人々に苦しみを与えたことも事実です。

 また、この戦争を「軍部の暴走」ととらえる人も多くいます。
しかし、その「暴走」には、経営する企業や工場の海外市場がほしい財閥や、その企業や工場で働く労働者たちが軍部を支持し、国民の多くも戦争を望んでいたという経済的背景もあります。

 日本は「力こそ正義」と考えられていた帝国主義の時代に国際社会に加わったことから、欧米列強から自らを守り、海外に進出して列強と肩を並べるような国にしたい、それこそ「正義」だと考えられてきたという背景もあります。日本をとりまく様々な戦争についても、善悪の二元論に陥らず、多面的な視点から歴史的背景をとらえ、考えていくことが必要です。

歴史から学ぶとはよく言いますが、
学ぶだけではなく、しっかり考える。
安易に行動してはダメだけれど、その中でも行動はしていく。

という姿勢が大切なのかと思いました。

後半は、少し私の目線ばかりになってしましましたが、
社会人の方は、改めて歴史を読み返してみると、
みなさんそれぞれの視点で新しい発見があるかもしれません。

学生の方も、大変だとは思いますが、
ほどほどに勉強がんばってみてください!

コメント

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