先日、こちらの本を読みました。
こちらの記事では、
本書についての簡単な要約や、誰向けの本なのか?、得られた学び、等について、
紹介できればと思います!
これから読む方に対しては、本書の魅力を伝え、
購入して読んでみたい!と思っていただけるように。
また、既に読了済みの方にとっても、
さらなる理解の助けになるような記事を書いていければと思っています!
「マンガでわかる! 心理学超入門」の超簡単な書籍紹介
この本を一言で説明すると、
さまざまな場面で実践できる心理学が、ストーリー仕立ての漫画で楽しく勉強できる本
だと思います!
主人公は「小松川くるみ」という女の子で、シューズメーカーの新入社員です。
この女の子が、
職場での上司との気まずい関係を解消したい…!と、
卒業した大学の恩師を訪ねるところから話はスタートします。
終盤にはちょっとした恋愛ドラマもあります笑
主人公は、新卒の社会人ですが、
紹介されている知識やテクニックは、普段の生活に広く使えるものばかりで勉強になりました!
具体的な例は、後半でいくつかご紹介します!
どんな方にオススメなのか?
堅苦しい本は読む気がしない…という方
・周囲との人間関係を改善したいけれど、何を改善すればいいのかわからないという方
上記のような方々にオススメ方と思います!
著者の方の紹介
本書を監修したのは、
ゆうメンタルクリニックの総院長も務める、精神科医の「ゆうきゆう」先生です。
ゆうき ゆうは、日本の精神科医、心理学者、マンガ原作者。ゆうメンタルクリニック創設者・理事長でもある[1][2]。精神科医として活動するかたわら、漫画原作者として『マンガで分かる心療内科』などを手がけるほか、心理学関係のサイトも運営している。生年・本名は非公開[3]。「ゆうきゆう」は、「勇気を持って、有休のようなゆったりした日々をみんなで送りたい」という願いのもとに名付けられた[4]
神奈川県出身[5][6]。東京大学理科Ⅲ類に現役入学し、東京大学在学中に漫画研究会と「お笑い」をやっていた。東京大学医学部医学科卒業[3]。2000年頃に「ゆうきゆう」の筆名で、メールマガジン「セクシー心理学」を皮切りにしてメディア活動をはじめた[6]。絵が得意なメールマガジン読者に声をかけ、漫画製作をはじめた[7]。
東大病院で研修の後、同精神科医局、千葉の精神科病院勤務などを経て、2008年に「ゆうメンタルクリニック(現在は「上野院」)」を開院し、公式サイトで『マンガで分かる心療内科』の発表もはじめた[6]。
コミュニケーションスキルを上げる講座や、漫画家向けのメンタル維持の講演も行い、東京大学・一橋大学・慶應大学等の学祭で講演会も行う。「心理士認定講座」・「ゆうストレスチェック」も展開。
ゆうメンタルクリニックは池袋院、新宿院、渋谷院、秋葉原院、銀座新橋院、品川院、横浜院が開院。
皮膚科の診療を行うゆうスキンクリニックも、池袋院、上野院、新宿院も開院され、現在に至る。Wikipediaから引用
既に、漫画は約50冊ほどは制作されているようですね…!
本書の目次
第1章 日常で使える心理学 ①
第2章 日常で使える心理学 ②
第3章 友人関係の心理学
第4章 対人関係の心理学
第5章 仕事の心理学
第6章 ビジネス心理学
第7章 恋心がわかる心理学
第8章 恋愛がうまくいく心理学
第9章 自分を変える心理学
第10章 自分を高める心理学
本書の目次は、上記の通りとなっております。
気になる見出しはありましたでしょうか?
本書から学んだこと

以下では、私が本書を読んで学んだ事柄を挙げていきます!
上司にもタイプがある【4つの上司タイプ】
【PM型】理想の上司タイプ
目標達成能力、集団維持能力がともに高く、理想的なリーダーシップを発揮します。【Pm型】仕事人間タイプ
目標達成能力は高いですが、集団維持への配慮は薄いです。【pM型】平和主義タイプ
集団の維持・強化を優先しますが、目標達成はおろそかです。【pm型】遊び人タイプ
目標達成能力も、集団維持能力もともに低いです。
本書によると、上司には上記の4つのタイプがいるそうです。
P機能=「目標の達成のため部下に働きかけること」
M機能=「集団存在のために部下に配慮すること」
です。
Pm型だと、例えば営業であれば、
部下に数字のプレッシャーを強く与えがちだが、その割にはケアをあまりしない…
等の傾向が挙げられます。
逆にpM型の場合は、仲良しこよしの集団という感じでしょうか。
上司が、Pm型で、目標達成を重視するタイプであれば、
目標達成のために、例えば1回ミスしたことを二度と繰り返さない工夫をする、
等のアピールが大切です。
逆に上司がpM型でグループの和を重視する場合は、
目立ちすぎると、「出る杭は打たれる」状態になる可能性が高いです。
私の方針としては、
可能な限り、上司に併せる、しかし人は(自分も相手も)
大人になったら、そんなに性格は変わらないので、諦めて異動なり転職なりするという感じですかね…!
キレやすい人の心理とは?
同じ出来事にあったとしても、
その出来事に対しての反応は、人によって異なります。
どうしてなのでしょうか?
それには、敵意帰属バイアスが関係しているようなのです。
敵意帰属バイアス
他人の行動に対して、過剰に敵意を感じてしまいます。
生まれつきの人もいますが、幼少期に他人の悪意を見たりして、学習する人もいます。
主に犯罪心理学や教育心理学で研究されています。
気になって、少し調べてみたら、
下記のキンコンの西野さんの記事が具体例として、さらにわかりやすかったです。

逆に、自分にその傾向があると感じる方は、
下記のような対策があるそうですので、参考にしてみてください!
この傾向(敵意帰属バイアス)を抑える方法のひとつに
「相手が敵意を持っている」と感じたら「…かもしれない」と思い直す方法がある
成功回避傾向とは? 【成功したくないはずがないのに逃げてしまう】
「成功したくない」人なんていないと思いますよね?
人には、
実は無意識のうちに成功をネガティブにとらえる傾向があるようなのです。
人は無意識のうちに成功までの道のりの険しさや、成功後のさまざまな代償や大きなプレッシャーを予想し、成功を恐れ、回避しよぷとする心理があるといいます。
私は、メンタル雑魚+めんどくさがりやという性格もあいまって、
この傾向があるとわかっているので、「成功回避傾向をはっきりと自覚し、とにかく行動する」、ということを大切にしようと思っています。
いかがでしたでしょうか?
これ以外にも、
たくさんの心理学の事例が紹介されているので、未読の方はぜひ読んでみてください!
既に読了済みの方は、
同じ心理学つながりで、下記で紹介している本もいかがでしょうか?
サイコパスについてです笑
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