最近、NewsPicksのプレミアム会員になりました。
主な理由としては、
Weekly Ochiai をフル尺で見たかったからです。
Weekly Ochiaiとは何なのか?
「WEEKLY OCHIAI」は、メディアアーティスト落合陽一氏をホストに、各界のゲストを迎えながら新しい知見を得る、NewsPicksの人気動画コンテンツです。
https://www.uzabase.com/jp/news/weekly-ochiai-and-makemoney-to-dtv-channel/#:~:text=%E3%80%8CWEEKLY%20OCHIAI%E3%80%8D%E3%81%AF%E3%80%81%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2,%E3%81%AE%E4%BA%BA%E6%B0%97%E5%8B%95%E7%94%BB%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%84%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82 より引用
では、NewsPicksとは何なのか?
NewsPicks(ニューズピックス)は、「経済を、もっとおもしろく。」を標語に掲げるソーシャル経済メディアである[2]。創業は2015年4月1日。主に日本語圏のニュースを取り上げて日本語で利用できる日本版(本記事で説明)と、米国など英語圏で利用できる米国版の2種類が存在する[3]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/NewsPicks から引用
こういった感じです。
NewsPicksという、経済メディア内の1コーナーとして、
WeeklyOchiaiがある…といったイメージでいいかと思います。
本日はその中で面白いテーマであった、
落合陽一”禅・マインドフルネス”を考える について、記事を書きたいと思います。
かなり抽象的な話で、理解が難しかったので、
私なりに、出演者のお話の要点を整理してみたいと思います。
落合陽一”禅・マインドフルネス”を考える
テーマ
今回のお話の主題は下記です。
アップルの創業者、スティーブ・ジョブズも熱心に取り組んでいたという禅、そしてマインドフルネスが今回のテーマです。「人の五感・身体によって世界はどのように知覚されうるのか」禅僧の方や認知学者たちを招いて考えます。
NewsPicks公式より
ゲスト
ゲストの方は下記の通り
山下良道(鎌倉一法庵住職、ワンダルマ仏僧)
ネルケ無方(禅僧、安泰寺 堂頭)
平原憲通(慶応義塾大学医学部医療政策・管理学教室助教)
山下先生は、「仏教3.0」ということをおっしゃっており、
これはつまり、日本古来の大乗仏教を1.0とし、ミャンマーやタイ、ラオスの南方仏教を2.0としたときに、それぞれの良いところをミックスし、問題点を解決したのが、3.0ということです。
ネルケ先生は、ドイツで生まれたドイツ人です。
もともと、キリスト教の学校にかよっていましたが、そこで禅を出会い(ご本人は騙されたとおっしゃっていましたが…)日本で活動をしていらっしゃいます。山下先生とは、同じお寺で修行をした仲だそうです。
平原氏は、認知心理学が専門ながら、仏教についても造詣が深く、その観点からお話をしていただけます。
(が、上記で紹介した無料のダイジェスト版ですと、あまりお話が入っていません…)
要約
ゲストの方のお話をまとめます。
実際に話した順番通りにまとめますので、より動画の内容が理解しやすくなると思います。
山下先生 マインドフルネスは世界を外側からみること
心になにか苦しみがある
Weekly Ochiaiのお話より引用
→これをどうするか? 身体にかえっていく。
具体的には、全ての物事に対して評価をくださない。判断しない。あるものを受け入れる。
(南方仏教由来のマインドフルネス、こういう考え方自体はここ20年くらいで日本に入ってきた。)
しかし、これはできない。
なぜなら人はそういう風にはできていない。
そのため、見方を変える。
自分がこの世界のうちからみるのではなく、外側から見る。
(ゴジラの活動している世界で生きるか、ゴジラが暴れている世界を外側から見るか)
内側から見ると、ゴジラは恐ろしい。なぜなら自分に危害を加えるものだから。
しかし、外側からみれば怖くない。なぜならそれは映画の中のゴジラと同じことだから。
この考え方自体こそ、仏教の本質とも結びつく。
煩悩を止めることではなく、煩悩を外側からみる。
心に煩悩という苦しみがあるが、
ここから解放されるためには、それを考えることをやめようとするのではなく、
高次の外側から見るのが大切だということです。
ネルケ先生 マインドフルネスの定義&目的~
(ネルケ先生のテーマが動画内だとよくみえませんでしたので、定義&目的に続く言葉が不明です。)
山下先生と自分の考えは結構違う。
マインドフルネスは、昔から日本にあったが再度海外から来ただけのもの。
なぜ今更、という感じ。
元々仏教であったものじゃないか。
要は、自分が今していることに気づくこと。マインドフルネスの定義とは?
ある人は心を落ち着かせるためにマインドフルネスをする。
ある人は集中力を高めるために
ある人は覚醒するために。
これは同じようなことのように思えるが、実は全然違うこと。
鎌倉時代には、天台宗では実はこの細かい方法論は議論されていた。
しかし、道元が理屈はいいからとにかく座ろうとはじめたのが禅。マインドフルネスは、雑念を忘れて、呼吸に集中することがを定義とするが、
実はその呼吸に集中している自分に気づくことも大切。
とにかく集中することが大切だと教える人もおり、要は定義がまちまち。より大きな問題点は目的もまちまちだということ。
凡夫のゲームをよりうまくやろうとするような目的が多い。
(仕事で成果を出すために、集中力をつけたい。そのためにマインドフルネスを行う。)
これは、ハムスターが走り車の中で、より早く走ろうとするのと同じこと。
これが、今はやりのマインドフルネスのほとんど、
凡夫のゲームを降りるのが目的のはずなのに…山下先生の外から世界を見るという見方もすでに、しょせんこの世のもの。
Weekly Ochiaiのお話より引用
このお2人のお話からしてみてわかることが、
マインドフルネスという言葉ひとつとってみても、その定義から目的まであいまいだということです。
山下先生は、もともとは日本になく、
ここ20年で入ってきた南方仏教由来のものだとおっしゃっています。
かたやネルケ先生は、
マインドフルネスはもとから日本にあったものだし、なぜ今更日本でも流行るのかわからない。
また、結局は何か俗な目的でやる場合がほとんど、だということをおっしゃっています。
これについては、
優良版のフル尺動画をみると、どういうことか少しづつわかるようになってきます。
要は、上澄みだけをすくった「ビジネス禅」「ビジネスマインドフルネス」
(集中力向上)(仕事で成果をだす)
と
より高次なマインドフルネスがあり、
メジャーなものが、現状は前者となっていることが問題のようです。
今なら、無料でプレミアム会員がトライでき、
本動画もフル尺で見ることができるため、興味のある方はぜひ試してみてください!
番組のフル視聴はこちらから ▶️https://bit.ly/2L4Ht3m
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